横浜市都筑区のデザイン事務所「グラッドワークス」の日記
個人デザイン事務所「グラッドワークス」の日常(と仕事)を書き綴るブログです。
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【超・基礎の広告デザイン制作】「プッシュ型広告」より「プル型広告」がおすすめの理由
おはようございます。個人デザイン事務所「グラッドワークス」です。

英国旗とEU旗イメージ

世の中に知られなければお客は来ない

先日、イギリスが国民投票でEU離脱を決めて、そのあおりで日本でも株価が下がったり、なんだか景気の先行きが不安視されている今日この頃ですが、景気の影響は広告宣伝費にモロに影響したりもします。

事業主様の立場からすれば、広告宣伝費はナシで済ませられるならそれに越したことはないわけで、景気が悪く、収益が下がっている時などは広告宣伝に予算は費やすのは経営的に苦しいですよね。しかしどんなに良い仕事をしていても、世の中に知られなければお客は来ないのもまた事実です。事業者様のことを求めている人が世の中に大勢いたとしても、知られることがなければ問い合わせもできませんので。

良いサービスを提供することは大切ですが、その「良いサービス」をきちんと世の中に告知して行くこともそれに負けないくらい大切です。
あのスティーブジョブズ氏も宣伝はとても重視していて、
有名映画監督に当時新発売のマッキントッシュ(Mac)のCMを依頼したり、
某飲料メーカーの事業担当社長に「一生砂糖水を売るのかよ?」と口説いて自社に引き込んだりしたのは有名な話ですね。

ただ闇雲に宣伝すれがお客さんが来てくれるか?という問題

ともかく、そういう訳で売上を上げるためには、なんとかして世の中に自己の事業の存在を発信していく必要があります。でも予算は限られている。ではどうやって情報発信して行けば良いのか。

宣伝するメガホンのサラリーマン

例えば異業種交流会などに参加して自社の宣伝をしまくっても、そもそもそういう所に来ている人って、みんな自社の宣伝をしたくて(つまり「買ってくれる人」を見つけたくて)来ている場合が凄く多いと思うので、「売りたい人」ばかり集まっても取引は成立しにくいかもしれません。

飲食を共にして夢を語って、連絡先を交換しても、需要と供給の利害関係が一致するかはまた別の話。

それならその時間と費用を使って、インターネットの広告、いわゆるリスティング広告を出すという方法もあります。また、Facebookで広告すれば、広告を表示させる相手の条件を細かく設定できるので広告予算を有効活用できる…かもしれません。Twitterも最近は宣伝ツイートを発信するサービスをやっていますし、宣伝っぽくなく宣伝できてしまうLINE@(ラインアット)なるものも注目されています。

広告宣伝の手法自体はたくさんあります。
しかし、ただ闇雲に宣伝すれがお客さんが来てくれるかというと、そういうわけでもありません。


給料ナシにして

「今月は売り上げが悪かったから給料はナシにして!」

問題は「プッシュ型広告は嫌われる」傾向があるということ。

それほど欲しくもないものを買え買え言われると

「タダでもいらないよ!」

と言いたくなるというのはよくあることかと思われます。人間の普遍的心理として「エゴ丸出しの自己チュー全開」な風に感じてしまい、はね退けたい気持ちになるということも多そうです。

でも本当は「世のため人のため」になるかもしれないものが、「鬱陶しい迷惑広告」と見なされてはね退けられてしまうのはなんとももったいない。何よりも、売れないと事業主様は生活ができませんし、社員に給料を払うこともできなくなるという切実な問題があるわけで。

「今月は売り上げが悪かったから給料はナシにして!」

なんて言うわけにもいきませんし。

「買いたい人」が求める情報を提供できれば、注文は向こうからやってくる

まずは焦る気持ちをこらえつつ、「買いたい人」の都合を考えてみる必要があると思います。

自分自身が何かを買いたいときはどうするかというと、
「新聞などの折込チラシを見る」
「ポスティングチラシをチェックする」
「ネットで検索する」

という感じかなと。

つまり、「買いたい人」は情報を求めるアクションをしているわけで、そういうところに適切に情報を提供することができさえすれば、注文は向こうからやってくる確率が高い、と思われます。

欲しいと思っていない人にごり押しして嫌がられるのと、欲しいと思っている人が向こうからやってくるのと、どちらが「世のため人のため」かは言うまでもないですよね。
なので辟易される「プッシュ型広告」よりも、求められる「プル型広告」をおすすめしたいと思います。

当たり前のことをちゃんとやることは大変ですが…

自分のやりたいことを追求するのも悪くはないのですが(それがモチベーションになるのなら)、世の中が求めていることをきちんと知ることも大切です。

今自社が持っているものの中から、世間の需要に合致するものを見つけることができれば、そしてそれをきちんと告知することができれば、お客は向こうからやって来るでしょうし、労働に対する正当な報酬を得られない、ということも起こりにくいと思います。

ご自身の購買行動を考えてみれば、その通りになっているのではないでしょうか?

結局、「敵を知り、自分を知るものは百戦危うからず」ということになるのかなと思います。
自社の強みと弱みを正確に認識し、市場に求められるものを求められる形で提供することができたとき、事業主様、あるいは社員様の意識がどれほど変わるか、ということですね。

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