個人事務所「グラッドワークス」のデザイン日記
個人デザイン事務所「グラッドワークス」の日常(と仕事)を書き綴るブログです。
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【超・基礎の広告デザイン制作】広告のデザインで大切な「視線の流れを意識する」とは?
おはようございます。デザイン事務所「グラッドワークス」です。


「整理整頓」されていない情報は受け取りにくい

広告デザインの現場では「アイフローを意識したレイアウト」という言葉が出る事があります。
つまり「視線の流れを意識して、見る人に伝えたい情報がスムーズに伝えられる構成を心がける」、ということですね。

現在の日本語の場合、横書きの文書なら左上から読み始めて、右へ読み進め、行末まで来たら次の行の先頭へ視線を移す、という事を繰り返します。 つまり大雑把に言うと横書きの文書では「左上から右下へ」という流れで読んで行く事になります。
これが「視線の流れ」の基本形です。

何らかの情報を受け取る際に、「多数の情報」が「同時」に「同じくらいの強さ」でやって来てしまうと、それを受け取るのは困難です。ただでさえ皆さんいろいろと忙しいのに、そんなふうに整理されていないごちゃごちゃの情報の塊のような広告を見せられても相手にしてもらう事は難しいかと思われます。
「整理整頓」されていない情報は受け取りにくいのです。

まずは「つかみ」、それから導入〜本題〜結論へ

広告で伝えたい事を伝えるには、情報の選別と強弱、そして順序立てがどうしても必要です。

まずは導入があり、
本題があり、
そして結論に至ると。

世の中には広告があふれていますから、その中で埋没しないための「強さ」「アイキャッチ」も必要です。 言い換えれば「つかみ」にあたるものが必要となります。
つまり、現実的な広告デザインにおける「アイフロー」とは…

「つかみ」となる画像や大見出しがあり、
その後に
導入があり、
本題があり、
そして結論に至る、という流れとなります。

先述の横書きレイアウトなら、
原則としては左上に導入があり、
紙面中央付近に本文、
そして下の方に結論、という流れになります。

「つかみ」の位置は自由です。
広告の「つかみ」にあたるのは主にキャッチコピー(大見出し)とメインビジュアル(メインの画像)ですが、これらは言語的な機能は低く、視覚情報、つまり「絵」としての働きがあるため、無理に左上に配置する必要はありません。

「順序立て」の必要が薄い「視覚情報」

「言語情報」は「順序立て」が必要ですが、
「視覚情報」は並列的な処理が可能であるため、
「順序立て」の必要が薄いとも言えます。

ビジネス文書などでもお固い文書でない限りは、見出しがページ中段に配置されていたりする事があるのはこのためです。

ちなみに電車の中吊り広告では、見出しを配置するのに最も適しているのは一番下の部分と言われています。

広告デザインのセオリーは無視しても構いません(ただし条件付)

ただし、広告デザインは違法でなければ、基本的には「何でもあり」の世界です。 伝えたい事を効果的に伝える事ができるのであれば、上に書いたセオリーは無視しても構いません。

表現内容については広告掲載媒体の審査があったりしますし、 モラル的な問題は広告制作関係者の皆様や広告発注主様のご判断となります。

が、「情報を効果的に伝えるためのアイフローの設計をどうするか?」というような技術論のレベルにおいては、やはり広告制作の世界は「何でもあり」です。このエントリーの冒頭でダメ広告の例として上げた「整理されていないごちゃごちゃの情報の塊のような広告」だって、やりようによっては「あり」になる可能性もあるのです。

ただし、(繰り返しっぽくなりますが)「集客を伸ばす」「売り上げを上げる」という目標が達成できるのであれば、という条件付きでの話ですが。そのため、セオリーをあえて踏み外すとしても、なぜ、どのように踏み外すのかをしっかり考える必要があります。「感性」頼りではただの「大はずれ」広告を作ってしまう危険がありますし、第一クライアント様に制作意図を説明できなくなってしまいます。そこが広告デザインの面白さでもあり、大変さでもあります。

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