八王子〜多摩〜町田エリアのデザイン日記
八王子〜多摩〜相模原〜町田エリアで活動中のデザイン事務所
「グラッドワークス」の日常(と仕事)を書き綴るブログです。
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Photoshop CS5.1のRAW現像機能で人間の眼で見た風景を再現

「RAW現像」作業と「JPEG」データ

 おはようございます。八王子市南大沢のデザイン事務所、グラッドワークスです。
 多摩ニュータウン西端は薄曇りの朝です。

 先日の金環日食撮影の記事内で予告していた、PhotoshopのRAW現像機能が大幅に進歩していた件について書きたいと思います。
 デジカメのデータとしては「JPEG」データが一般的ですが、「JPEG」はカメラのイメージセンサーがキャッチした画像情報のうち、人間の眼に認識されやすい情報のみを書き出した「要約」のようなもので、本来の画像データのかなりの部分が捨てられています。
 それに対し、「RAW」データはカメラのイメージセンサーがキャッチした画像情報をほぼそのまま記録している形式ですが、そのままでは「画像データ」としてパソコンで扱えないので、一般的な「JPEG」形式などに書き出す必要があります。これを「RAW現像」と言います。「どうせJPEGにしてしまうのなら、最初からJPEGのままで良いじゃないか」という声も聞こえて来そうですが、「RAW現像」作業を後からパソコンで行うと、「RAWデータ」の保持している豊富な画像情報を利用して色々と幅広い表現が可能となるのです。


PhotoshopのRAW現像機能

 前置きが長くなりましたが、PhotoshopのRAW現像機能について。
先日のブログに掲載した日食ピーク直前の周囲の状況の写真は、実は元々は下記のような写真でした。

修正前.jpg

 撮影機材はCanon EOS 40D+EF-S10-22。「EF-S10-22」はキヤノン純正の超広角ズームレンズで、かなり広い範囲を画面の中に収めることができます。太陽は雲の中に隠れて見えない状況ですが、既に金環状態となっており、周囲の景色はサングラスをかけて見ているように薄暗くなりました。地面と空は明るさが大きく違うため、空の明るさにあわせて写真に撮影すると、地上はかなり暗く(というかほぼ真っ黒に)映ります。カメラによって多少変わって来ますが、人間の目は脳内で常に画像補正をしているので、肉眼で見た印象はこんな風には見えません。


 そこで後加工で明るさ(明度)を上げてみますが、そうすると空がハレーションを起こして真っ白になってしまいます。目で見た景色とは大きく異なります。

単純に明度アップ.jpg


 Photoshop CS5.1のRAW現像機能を使用し、明るさを調整しました。「補助光効果」を使用すると明るい部分の階調を保ったまま、暗く潰れていた部分を明るくすることができます。ダイナミックレンジを拡張するという意味に置いては、以前のブログで書いた「HDR加工」と基本的には同種のものと言えるかも知れません。

RAW現像画面.jpg


 そうして書き出したのが下の画像。目で見た景色にかなり近づきました。

RAW補正1.jpg

 さらにPhotoshopの色調補正機能を使用してホワイトバランスを実際に見た景色に近づけました。太陽を覆い隠す灰色の雲と、太陽の光を月に阻まれて暗くなった地上の様子を再現することができました。

RAW補正2.jpg

 レンズの歪みや色収差の補正もワンタッチでできるのですが、それについては話が長くなるのでまた後日。

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